由 緒

 荏原神社は元明天皇の御世、和銅2年(709年)9月9日に、奈良元官幣大社丹生川上神社より高龍神(龍神)を勧請し、長元2年(1029年)9月16日神明宮、宝治元年(1274年)6月19日京都八坂神社より牛頭天王を勧請、古より品川の龍神さまとして、源氏、徳川、上杉等、多くの武家の信仰を受けて現在に至っています。神祗院からは府社の由来ありとされました。現在の社殿は弘化元年(1844年)のもので、平成6年で150年を迎えています。

 従古より天王社・貴布禰大明神・品川大明神と称していましたが、明治8年、荏原神社と改称。品川の総鎮守であったため、荏原郡(品川、大田、目黒、世田谷)の名を冠した社号になりました。神殿に掲げる荏原神社の扁額は、内大臣三条実美公、貴布禰大明神の扁額は、徳川譜代大名源昌高のお染筆です。

 古より当社に祈願すれば叶わぬことは無いといわれ、勝運、学問、商売繁盛、交通安全、病気平癒、家内安全、恋等に特別の御神徳があります。


[1]由緒
[2]皇室との関係
[3]源氏との関係
[4]徳川家との関係
[5]上杉家との関係
[6]氏子区域
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